サポニンってどんな成分なの?
中性脂肪を下げる成分といえばDHA・EPAが有名ですが、他にも効果的な成分はあります。
代表的なのがサポニンという成分です。
DHA・EPAよりも知名度は低いですが、中性脂肪を下げる働きがあるので、これを機会に覚えておきましょうね。
サポニンは大豆や高麗人参、田七人参などに多く含まれる成分です。
名称は含まれる素材によって異なり、大豆なら大豆サポニン、人参なら人参サポニンと呼びます。
中性脂肪を下げる働きがあるため、サプリやお茶に使用されることもあります。
DHA・EPAと似ている?サポニンで期待できる効果
サポニンの効果はDHA・EPAと似ているといわれます。
そこで、具体的にどのような効果が期待できるのかお話したいと思います。
中性脂肪を下げて肥満を予防できる
サポニンにはDHA・EPAと同じく、中性脂肪を下げる効果があります。
さらに脂肪の蓄積を抑えたり、内臓脂肪を減らす働きもあるので、肥満を予防・改善にしたい方にもおすすめの成分です。
効果もかなり期待できるようなので、中性脂肪が気になる方、生活習慣病が心配な方は、サポニン配合のサプリを選ぶのもいいと思います。
コレステロールを下げる
コレステロールが増えると血液がドロドロになり、動脈硬化のリスクが高くなります。
サポニンは、DHA・EPAと同様にこのコレステロールを下げる作用を持っています。
中性脂肪だけではなく、コレステロールを下げたい方にもサポニン配合のサプリをおすすめします。
血流改善
人参に含まれるサポニンには、血流を促し、血栓の発生を予防する働きがあります。
血流が良くなると血糖値が下がるので、糖尿病の予防にもサポニンは効果的だといわれています。
また、血流の改善は代謝アップにも繋がるので、ダイエット効果も期待できます。
免疫力のアップ
すぐに風邪をひいてしまうという方にもサポニンはおすすめの成分です。
サポニンには免疫力を向上させ、ウイルスや細菌に負けない体を作る働きがあります。
アレルギー症状を軽減する効果もあるといわれているので、アレルギーに悩んでいる方も積極的に摂取した方がいいかもしれませんね。
DHA・EPAとサポニンを比較すると・・
高血圧・高脂血症・コレステロールが高いと言われると真っ先に思い浮かべるのがDHA・EPAサプリですが、実はサポニンも負けていません。負けていないというかDHA・EPAでダメだった人がサポニンに乗り換えるということもあるようです。
では、ここでDHA・EPAとサポニンの効果の特徴を比較してみたいと思います。
サポニン | DHA・EPA |
・肥満の予防 | ・コレステロールを下げる |
・コレステロールを下げる | ・中性脂肪を下げる |
・糖尿病予防(血糖値を抑制) | ・動脈硬化予防 |
・免疫力向上 | ・高血圧の抑制 |
・血栓予防 | ・アルツハイマー型認知症の予防 |
・抗アレルギー作用 | ・血栓予防 |
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こんな感じです。
コレステロールを下げたり、血栓を予防したり要は血液をサラサラにする点はほぼ一緒ですが、大きな違いはサポニンには血糖値を抑制する効果が期待できるということ。DHA・EPAは高血圧など循環器系のリスクを下げる効果が期待できるという点が大きく違うようです。
特にサポニン配合サプリで人気のある「白井伝七」は糖尿病あるいは糖尿病予備軍の方にも多く飲まれているサプリです。また、DHA・EPAで人気のある「きなり」は、これは圧倒的人気で、高血圧で中性脂肪も高いという方に多く飲まれています。
サポニンは安全なの?副作用と注意点
DHA・EPAは安全性の高い成分だといわれていますが、サポニンはどうなのでしょうか?
心配な方もいると思うので、サポニンの副作用や注意点について説明しますね。
結論からいうとサポニンは用量用法さえ守れば安全な成分です。
正しく摂取している限り、副作用の心配はないので、安心して飲んでください。
ただし、過剰摂取すると体に害を与える可能性があります。
サポニンを過剰に摂り過ぎると赤血球の膜が溶けて、消化器系に悪影響を起こします。
すると吐き気や下痢といった症状が起こる危険があるので注意しましょう。
副作用を引き起こさないためにもサポニン配合のサプリを飲む場合は、必ず目安量を守ってください。
サポニンは高麗人参に多く含まれる!?サポニンサプリの選び方!
サポニン配合のサプリを選ぶ時に注意したいのはその含有量です。
一般的にサポニンは高麗人参に多く含まれると言われています。ただ、最近の研究ではそれ以上に田七人参に高麗人参の約7倍ものサポニンが含まれていることが分かりました。ただ、この田七人参はあまり採れずに貴重なものだそうです。在庫が確保できない場合もあるようなので早めにストックしておくといいですね。
※血糖値が高い人におすすめ!
DHA・EPAサプリメントの選び方
DHA・EPA配合サプリメントは正直たくさん出回っています。では、どんなところに注意して選べばよいでしょうか?
DHA・EPAは実はとても酸化しやすい成分です。いくら配合量がたくさんあっても体に吸収されるかどうかは別と考えていただいて結構です。そこでDHA・EPAサプリメントを選ぶ一番のポイントはどの様に酸化を防いでいるか?ということです。
こうなると、ほとんどのDHA・EPAサプリは何もしていないというのが実態です。ひとつだけ「きなり」はクリルオイルというアスタキサンチンを配合したオイルで強力に酸化を防止しています。これが「きなり」が人気の理由です。
さらに、含有量も500mgと1日の摂取量の半分をサプリメントで賄えるので手軽で確実です。
※DHA・EPAサプリメントといえばこの商品を外すわけにはいきません